経費って何?

何?
最初はみんなそうです。

経費とは何か

ですよね。

経費で落とす。
「これ経費計上しといて」
「これは経費になりますか?」

今迄仕事をしていて聞いた事があるフレーズではありますが
結局何なのか?

経費とは仕事をするのにかかったお金です

例えばこれを見ているあなたがタクシー会社をやっているなら
車両代、ガソリン代、会社が払った高速料金、運転手への給与全て経費です。

美容室のオーナーならスタッフへの給与、ホットペッパー等広告宣伝費、家賃、カラー剤等材料費、は分かりやすい所ですが、

お店のPC、スタッフ食事会費用、取引先への中元歳暮etc。

即ち、その事業を行う上で必要な支出は全て経費です。

誰が支払うのか?

法人の場合は会社が支払います。
個人事業主の場合はもちろん事業主が払います。

では先輩や店長が経費って名目で現金を貰っている所を見たことがある方はいますか?

その場合よくあるのは会社やオーナーの代わりに立て替えて払ってたものを領収書と交換で現金で貰っている。
がほとんどではないでしょうか。

支払った経費は領収書をもってその証明とし立て替えたお金を返してもらいます。

誰に対して経費を見せるのか?

初めての方は思いますよね、その経費は誰かに見せるのか?
領収書を貯めて誰に見せるのかと、いったい誰に証明するのだと。

答えは税務署です。

事業主は一年間の事業活動を記録しなければなりません。
一年間事業活動をまとめたものを決算書や確定申告書に記載します。

それと同時にその裏付けとなる資料が必要になります。
誰にどこにどれだけ支払ったのか?
その証明になる物が領収書になります。

領収書の類は個人で7年間、法人で10年間保存する義務があります。

どんなものが経費で落ちるのか

領収書があればなんでも経費として数えられるのか?

通常業務でかかる材料費等は文句なしに数えられます。

ではお客様と飲みに行ったとします、数年来の常連のお客様
普段通ってくださっているだけでなくお客様を紹介して下さったりこちらもお客様をご紹介したり
いわゆる「いい関係性のお客様」とのお食事代

これは接待交際費として経費にできます。
指摘された場合には口頭でも来店履歴でも証明できるはずですから大丈夫ですね。

 

次の例
連日の業務で体がボロボロである、ここは一つマッサージに行こう
仕事に関わる体のメンテナンスだ!

これはどうでしょう?恐らく落ちないですね
これは自分のお金で行ってくださいって話になると思いませんか?

でもこれならいけます。
スタッフ皆頑張ってくれているから全てのスタッフがマッサージに行けるように制度を作ろう。
自分も含めて月に〇回¥○○までなら行って良し!(福利厚生費)

いかがでしょう

業務遂行に関わるものであれば経費にできますがポイントは
業務に関連性や必要性はあるか、その証明は出来るのか?
そう考えておけば間違いないと思います。

以上はほんの少しの例ですから細かい事を言えばもっとたくさんありますしやり方は様々です。
その辺は税務のプロ税理士さんに聞くのがベストですね

 

因みに個人事業主なのか法人なのかで計上できる内容が違いますので注意が必要です。

 

まとめ

経費とは事業を遂行するのに必要なお金であり、かかったお金は領収書でその証明をする。

領収書は保存しておかなければならない

領収書一年分は結構なボリュームになりますよ笑
ファイルに日付順に貼っておくのが良いです。

その際領収書の裏に何に使ったのか書いておくと間違いがありません。

税務調査の際、3年前の〇月〇日のこの費用何ですか?って聞かれて覚えてる事はとても難しいですから。

 

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