確定申告とは

確定申告とは年間の売り上げや経費を記録したものを税務署に申告しその年の税金を決めるもの。

ざっくりこんな感じです。

これはフリーランス、店舗を持ってやる場合、面貸し、全ての方が対象です。
今迄雇われてた時に「年末調整」やりましたよね?

あれの事業主版だと思ってもらえればいいです。

しかし大きく違うのは
・自分でやるか、もしくは税理士さんにやってもらう。
・帳簿を付けたり領収書や明細の保存が必要な点。
・しかも帳簿等は7年間保存しなければならない。(法人は10年)
・内容は自分の成績である事
・お金は返ってこない

なんだか事業主っぽい話題になってきましたね。

よく聞く経費って何?

経費だとか控除だとかよく聞きますよね?

今迄の会社で役員と経理担当の会話が聞こえてきて「○○は経費で落としといて」など聞いた事がある方もいると思います。

なんだか悪い事してる風に聞こえるから不思議(笑)

それは一般社員は会計をやらないからよくわからないのが原因の1つかなと思います。

私も学生時代は何やら大人はケイヒなるものを貯めて年に一回申告すると、現金が国から返ってくるのか?
なんてバカみたいな事思ってました。(笑)

これはちょっと仕組みが違います。

上記の通り来年度の税を決める為に、今年度年間の売り上げを申告します。

例えば

1人のお客様への施術だけを見ても、シャンプー(水道、電気、ガス費用、材料費)、カット(ハサミ代、研ぎ代、ダッカール、コーム等材料代)カラー(材料代)+施術者の人件費。

このように売り上げ一つ上げるのにもお金がかかります。

委託系美容室でやってても委託先に支払っている%分はお金がかかっていますね
面貸しの場合は家賃や席料材料費など。

では年間で1000万売上ました。

そのうちこの売り上げをあげる為に様々な支払いで○○万円使いました。
↑これが経費です。

本来なら1000万の売上に対して税金がかかる所を
経費を計上すれば納める税金が減ります。

現金が返ってくる訳じゃないんですよ。

確定申告しないとどうなる

確定申告しなくてバレると無申告加算税を取られます。
延滞料金みたいなものですが5~20%の間で加算される様です。(やむを終えない理由等は申請して速やかに払えば少ない模様)

これでもちゃんと申告して納めれば、よっぽどの事が無い限りそんなに大した事にはならないはず。

うっかり忘れてたレベルならそんなものですが

ダメ絶対!脱税

これたまにいらっしゃいます。
売上少なく計上しちゃおうとか架空の請求書あげて大目に経費計上しようとか、これ税務署が本気出したらバレます。

税務署側も業種別規模売り上げに対する平均値のデータも持ってますし、様々な手法でしっかり調べ上げられるでしょう。

悪質だと判断された場合ニュースで良く目にする
「所得隠し」「申告漏れ」などの罪状が付き
重加算税、延滞税、無申告加算税、合計30%~40%の追徴金、ひどすぎると逮捕されます。

では毎年日本国民全ての税金チェックしてるのかという話になりますが、そんな事はありません。
税務調査は来ない人は10年来ない事もありますし、3年で来る事もあります。(運次第)

ある年突然税務調査が来ても対応できるよう、しっかり申告、
帳簿、領収書の管理をきちんとやるのが基本です。

青色?白色?申告の種類

申告には種類があります、青色申告と白色申告です。

青か白か
数年前までは白色申告は帳簿いらずで簡単ざっくり、青色申告は
面倒だけど節税効果が高いと言われていました。

ですが昨今白色の簡単ざっくりの部分が青色申告と大差なくなったため、「どうせやるなら青色申告」の流れが多く見られます。
(帳簿作成の義務が青白どちらも必要になった)

青色だと65万円分の控除がついていたりしますし、その年に赤字になった分を来年に繰り越したりできますし、信頼性も青の方が上だという意見も見られます。

実際の確定申告のやり方

では実際何やるのって話

売上と帳簿を付ける

毎日の売上を記録します。
売上と共に発生した支払入金等も記録します。
預金通帳の出入金記録と照らし、毎日いくら入ってきていくら出て行っているのかを帳簿に付けていきます。
この作業を「記帳」と言います。

領収書等の保管

毎日の営業活動の中で払ったお金の証拠、「領収書」
この領収書でもって何月何日○○支払いを証明します。
この領収書、請求書をファイリングしながら保存します。

範囲は1月1日~12月31日までの一年分です。

ですがこのファイルを税務署に提出する訳ではありません

このファイルは税務調査が来た時の為に一定期間保管しておく必要があります。

確定申告

2~3月の申告シーズンになれば申告開始です。
去年1年間分の「記帳」した帳簿を見ながら申告していきます。

申告方法は
・直接税務署に申告に行く方法
・郵送
・インターネットで電子申告
があります。

因みに雇用されてた時にやった年末調整の様に各種保険料控除申請もここで自ら申請します。
保険会社から年末近くに送られてくるハガキが必要なので捨てずに取っておきましょう。

私のおすすめはインターネットで申請する方法

スマートフォンで出来るので簡単ですし、最近は専用ソフトやアプリも出てるので自分でやる場合はそちらがオススメです。
近年人気のfreee、弥生会計はどこからでも出来るクラウド型会計ソフトです。
毎日の記帳や確定申告も簡単操作で出来る便利なサービスです。

お金を払えば代行でやってくれる

どうでしょう、文にするととてもめんどくさそうですよね?(笑)

日々の営業で忙しいのにやってられない等の声はよく聞きます。
慣れちゃえば簡単なのですが私も最初は苦労しました。

ここまで説明してきてなんですが
この確定申告

税理士さんが代わりにやってくれます

料金を払えば税理士さんがやってくれるんです。

もはや税理士さんの繁忙期ですね。

確定申告税理士紹介↓

良心的な税理士さんに当たれば、毎月の顧問料で上記にある「記帳」の仕方や節税の仕方も教えて貰えます。

記帳代行サービスもある

記帳を自分でやらずに領収書等を郵送すれば帳簿の記入やファイリング等代行してやってくれるサービスもあります。

もちろん有料ですよ。

個人的には最初は覚える為に自分でやった方が良いと思いますがアウトソーシングしたい場合は税理士さんを頼るのも一つの手です。

まとめ

いかがでしたでしょう、確定申告は事業を営むものにとって必ずやらなければいけなものである事がお分かりいただけ田でしょうか。

もし上記サービスではなく実際に繋がりのあるプロを紹介してほしいという事でしたらご紹介しますのでご連絡下さいませ。

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