これはもう長年論争がありますね
〇クルート社独占の状況にある中で使うべきなのかどうなのか?
とか様々な考え方があるのは大前提としてではあります。
目次
ホットペッパーを使いたくない理由は明確か?
所で使いたくない派の方は明確な使いたくない理由がありますか?
私も美容室で雇われている時は懐疑的というか嫌悪感というか持ってましたよね。
お客様はいらっしゃるけど一見のお客様ばかりで抜け出せなくなるだとか、単価が下がるだとか
実際自分が資金投入して使っている訳ではないのに思っていました。
でも一旦よく考えてみて下さい、なんだか使わない方が偉いとかかっこいいみたいなそんな感じに思ってませんか?
もしくは経営系の本とかサイトに書いてあったとか、自分自身はよくわからないけどやらない方がいいのかな?
そう思ってるのなら御自身としっかり相談した方が良いです。
ホットペッパーを美容室が使うメリット
ホットペッパーを使うメリットというか、今のホットペッパーの状況はどうなのかをまず考えましょう。
ホットペッパービューティ一ヒト昔前からの変化
今から10年以上前、ホットペッパーと言えばクーポンを使った安売りサイトな印象でした。(まだWEBシステムが弱かった頃)
デザインと滞在時間の体験を求めるお客様よりもコストパフォーマンスを求めるお客様が多く、「安ければいい」そんな方が多くいる印象のサイトでした。
所が時間が経ち今はどうでしょう?
携帯で(○○ヘアカラー)(○○ボブ)等検索したら大概ホットペッパービューティのページが出てきませんか?
お客様にこうしたいと持ってきていただいた髪型はホットペッパーのスクショではありませんでしたか?
地域名×美容室で検索したら一番目にホットペッパー表示されませんか?(首都圏)
昔はなんだかんだ言われていたサイトはもう今や電気ガス水道と同じく、
美容業界のインフラの一つになっている
これは一つの事実であり。
今すぐ変わる事のない事です。(今後はわかりません)
お客様から見た視点と美容師から見た視点は違います
「なんとなく嫌いだから導入しない」その理由はお客様から見るとよくわからないと思いますよ。
ホットペッパービューティのサロンボードが便利
これはお客様から見た視点ですがホットペッパーはサロンボード(NET予約システム機能)
がとても便利に作られています。
NET予約のサイトは沢山ありますが使いやすさでは上位に入ります。
美容師側からしても、お客様からしても競合他社WEB予約システムの中で使いやすい。
風呂上がりに思い立って予約したい、重要な予定が急に入ったのでなんとかしたい、そんな時にNET予約機能はとても重宝されます。
だからお客様がよく利用します。
値段の設定が自由にできる
他社ポータルサイト上では値段の設定が自由に出来ないものもあります。
https://www.ozmall.co.jp/hairsalon/tokyo/area/nakano/list/
例えば○○%OFF以上に設定して下さい、
セットメニューでの割引率は○○%です、○○~○○の様な表現は避けて下さい、
等縛りがありますがホットペッパーは割と自由度が高い。(あくまでも個人の感想です)
値段の自由度が高ければ多様なアプローチが出来ます。
【開店から○○名様までカット¥0、カラーリングとセットの方のみ!】
【カット+カラー+トリートメント¥99999(年間)】
【褒めてくれたらマッサージサービス】
アイデア次第で色んな事が出来ますね、上手く使えば弱小美容室がアイデア次第で
お隣の老舗美容室に新規集客数で勝てたりするんです。
攻略法が存在する
プランの中で上位表示するにはどうするか、
口コミを多く頂くにはどうするか、
アクセス数を集めるにはどうするか、
サロンの実力以上にテクニックで狙える分野も多少あるんです。
もちろん情報は取りに行かなければ自分の物にはなりませんが確かにあります。
専門の業者などがいたりもしますね。
(一時期は口コミを自動で増やしてくれる業者もいたそうですが最近は禁止されています)
https://t-mall.tsite.jp/shop/1149
金額を払えばエリアを超えた集客が見込める
ホットペッパーにはプランがあり、金額に応じて掲載順位やページの拡張性等のグレードが上がっていきます。
一番上位のプランにもなると自分の駅より遠くのエリアまで
ページが表示されるようになります。
例えば高田馬場にお店があるとして、下位プランだと「高田馬場・新宿」位のエリアの○○番目に表示されるのに対し、
上位プランになると「新宿・代々木・高田馬場」全てのエリアの○○番目に対象範囲が広がります。
前者を小エリア後者を中エリアと分けて呼びますが、
この中エリアのお客様に届けば駅を越えてご来店下さると言う事です。
WEB広告の勉強になる
インターネットが苦手、確かにハサミを握ってきた我々美容師からすると難しい領域ではあります。
ですがこれから個人で戦っていくなら使えた方が良いですよね?
ホットペッパーというツールに悪戦苦闘し挑戦し続ける中で
自然とある程度の知識や感覚が養われていくものです。
もちろんある程度の意識があればですが
https://point.recruit.co.jp/pontaweb/partner/beauty_hotpepper/
ホットペッパーを使うデメリット
さてここからはデメリット。
金額が高い
高いですね~掲載料。
ここで一旦他社様ですが詳しくまとまっているページをご紹介します。
「ホットペッパービューティー掲載前の方は必読!掲載料金やプラン等の詳細を徹底解説!」
こちらにも掲載されている通り、リクルートさんから値段は発表しちゃダメよ。
と言われています。
ぶっちゃけエリアによって料金がマチマチであったりするんですね、でもこれだけは言えます。
個人で出店したばかりのお店に上位プランは高い!!!!
ホットペッパーは顧客にも容赦なく他店広告が表示される
例えば、あなたの長いお客様。
モデハンやチラシ、とにかくホットペッパーじゃないきっかけで担当し長い年月をかけて信頼関係を築いてきた。
そんなお客様がホットペッパーを始めましたで登録頂き、WEB予約で来店されました。
後日メールが届きます。
先日はご利用ありがとうございました。
画面には広告が
「近くにはこんなお店もあります、次はこんなお店に行ってみませんか?」
はぁ?
って思いますよね?
でもそんなものです、食べログや他の職業のポータルサイトは大体こんな仕様ですよね。
宣伝を出すのが仕事なんです、あちらからしたら公平にお客様に地域のおすすめを宣伝している状態。
もはや心を掴んで離さない魅力作りの方が必須です。
更新に割くリソースがかかる
これは単純ですね。
業務が増える!
日々の営業にスタイル撮影、各業者との打ち合わせ、練習をみたりしたり、経理や銀行回り、多忙を極める毎日の中で
PCとアクセス解析を見ながら自分で考え施策の連続。
PC叩く為に独立したんじゃない!!
となるかもしれません。
専任で任せるスタッフと一緒にやっていくのか、サロンで業務を割り振り回していくのか、暇な時間を作ってやるのか、
いづれにせよ手間は増えますね。
(まとめ)どうしたいのか
ここまでざっくりまとめてみましたがどうでしょう。
これでもまだまだ氷山の一角です。
いずれにせよホットペッパービューティはツールなんです。
新規のお客様に来ていただくきっかけを作るためのツール。
既存のお客様の利便性をあげるためのツール。
自身の店のブランディングの為のツール。
他のポータルサイトもそうですが、
https://epark.jp/relaxation-esthe/list/reg_458/?suggest_word=%E4%B8%AD%E9%87%8E
結局どう使うかはお店とあなた次第なんです。
新規客をどの位どういうやり方で集めたいのか
チラシを配るのもありです。
知り合いを増やすのもありです。
ポータルサイトに頼らず自分なりのWEB戦略を立てるのもありです。
月に〇人必ず集客する。その為に○○をこう使う。
その為にどんな手段を選びますか?
ありがたい事に「新規顧客は必要ないないけど、WEB予約機能は欲しい」なら下位プランで運用すればよいでしょうし。
新規出店エリアにお客様も知り合いもいないなら上位プランを使うのもありでしょう。
結局はどうしたいか?です
意思決定はあなた次第です
最終決定権は独立したあなたにあります。
誰かに文句を言われる事もあるでしょう、それでも最後の決定は自分で下さなければいけません。
何をするにしてもよく調べて自身の計画に沿って判断されるのがよろしいかと思います。
この記事が判断材料の一助となれば幸いです。
中野シェアサロンでは集客関連のご紹介もしております
ご相談があれば是非ご連絡下さい。
2022年3月加筆修正