物件取得費、こう書かれるとなんだか仰々しい感じに聞こえますね?
要は不動産契約に関わる費用のことです
目次
美容業の物件取得費にはどんな費用があるか
- 保証金
保証金とは通常住居を借りる時の敷金に相当するします。
住居用でしたら多くても2カ月分多くは1ヵ月場合によっては無い場合もありますね?
店舗の場合は10カ月分やら12カ月分などざらにあります。この保証金は退去時、つまりお店を畳むときや移転する時に返ってきます。
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_money/hosyokin/契約時に見る部分としては償却~ヵ月分と書いてあるパターン、償却2カ月分であれば退去時に返すお金の部分の2か月分は返ってこない(償却される)という事です。
敷引きと言ったりもするそうですね 礼金
礼金は住居と一緒ですね、一か月分が多いと思います。
昔は地方によって礼金制度がなかったそうで、その分が保証金に乗ってたりしたそうです。
現在は保証金は保証金礼金は礼金と表記されていることが多いです。- 前家賃
これも住居と同じく賃料発生日からの分を先に払います。
住むもしくは利用する前に払う事になります。当然退去時は利用月までの支払いです。
店舗の契約でよくあるのは内装工事期間中をフリーレントつまり賃料発生しませんよ、の状態にしてくれるパターン。
工事期間の一ヶ月にフリーレントがつくのとつかないのは大きいです。
フリーレントがつくかつかないかは仲介不動産屋さんの腕次第もありますが最終的にはその物件を所有する物件オーナーの判断次第ですね。 - 仲介手数料
これも住居と同じで仲介不動産に支払う報酬ですね。
ここが安くなるかどうかは正直物件次第。
- 保証料
これは保証会社の保証料、何らかの形で家賃が遅れたり支払われなかった時の為に物件オーナーを守る意味合いで加入する。
大体1ケ月分の所が多いですね。 - 造作譲渡金
これは主に居抜きで入居する場合にかかってくる項目で
前のテナントオーナーが作った内装を引き継ぐ場合の料金です。
こればっかりはケースバイケース過ぎる所ですね - 火災保険料
これは見たまんまですね、最低でも2万円位します、店の広さやつける補償される金額の多寡で変動します。 - 看板料
これは取られる所と取られない所があります。
以上合計を物件取得費と言います。
美容業の物件取得費の例【中野シェアサロン】
家賃20万円保証金10ヵ月の場合
保証金200万
礼金 20万
前家賃 20万
仲介手 20万
保証料 20万
火災保険 2万 計282万+消費税
税込み¥3102000
こんなイメージです。
ご参考までに。
不動産取得費は最初の一歩【美容業独立中野シェアサロン】
https://beauty.hotpepper.jp/svcSA/macAI/salon/
どこで、どんなお店を、どうやって?の計画が立ったらまず最初に大きく資金を使うのが物件の取得です。
いかに良い計画があろうと、実際の物件が無ければ話になりません。
政策公庫で融資を受ける場合は物件の申込と審査辺りで融資面談を受けます。
この時仲介不動産屋が優秀であれば、停止条件付契約等で話を進めてくれます。
「もし融資受けられなかったらこの話無しね」って事です。
無事契約に至り、融資の実行が行われればいよいよ工事の契約を経て、内装工事が始まります。
中野シェアサロンでは不動産屋の紹介もございます。
親身に相談に乗ってくれますのでお気軽にご利用ください。