目次
美容組合とは
美容生活衛生同業組合
いわゆる美容組合
この組合に入っている美容室は全国規模でみると
入っている店が少ないんです。
実際どんなメリットがあるのか
考えていきましょう。
組合に入るメリット
人によっては意味がないなどと言われたりもする組合ですが
メリットも存在します。
美容組合
各種共済に入れる
休業共済や総合福祉共済など、少ない掛け金である程度の保障がある各種共済制度に加入できます。
美容所賠償責任補償に入れる
美陪責と呼ばれるこの制度はお店自体にかける賠償保険です。
カラーでお客様の服を汚してしまった。
パーマ液かぶれで病院に行く事になってしまった。
などの事故を保障してくれる商品です。
掛け金が非常に安いのが特徴で嬉しいところ
美容国保に入れる
正直これが一番大きいメリットかと思います。
美容国保は国民健康保険と内容はほぼ一緒なんです。
大きい違いは普通の国保と違い保険料が定額なんですね
国保の場合給料ベースで支給額30万の方と
50万の方で翌年の保険料が変わってきます。
稼げば稼ぐだけ多く納めなければならない
しかし美容国保の場合はどれだけ稼いでも定額です。
これから雇用をお考えの場合将来スタッフが増えてきたとき社会保険完備へ向かっていく事になるでしょう。
美容国保は個人から法人へ切り替えるとき1週間以内に申請すればそのまま引き継いで使えます。
つまり社保にする時に厚生年金と美容国保の組み合わせができるという事です。(組合に入っていない場合はできない)
この部分だけでも充分組合に入るメリットかと思います。
生活衛生融資を申し込める
融資を受けるときに政策公庫との橋渡しをしてくれますし金利優遇も多少あります。
融資に関しては商工会議所の方が色々な面でオススメですが、無くはないレベルかなと思います。
組合加入は必要か
これは事業主の考え方次第ですね。
ただ組合と言うものは本来であれば美容師の社会的地位の向上であったり、美容師の免許を守っていく部分においては必要な組織になります。
組合がなければ政治に働きかけたりできない事になりますし
業界の声を国に届ける機関であるという事実もあるんです。
新型コロナ騒動で美容室は対象業種から外れましたよね?
あれも組合を持つ業種の政治力が為せる技だとか
ただ他のサイトにも書いてある通り平均年齢高めの組織でありますし。
今の政治と同じく若者向けの取り組みが少ないのもまた事実。
最近では求人難に対しての取り組みで組合所属美容室の求人活動を強化している動きもみられます。
実際私の周りでも美容国保が使えるから入っているという声もよく聞きます。
入らなくても問題ないっちゃ問題ない
でも入らないと使えない保険などもある。
「お洒落でかっこいい組合に変えていく」
これからの美容組合を考えていくのもアリ
ここからは私見になりますが、今現役の美容組合を運営している方々もいつかは引退される訳で
であれば
いつかこれから新規開業していく方々や私も含め
変えていけるならチャレンジするのもいいかもしれませんね
業界の若返りを目指す。
とは言えもう若者ではなかったか。